~消えたおねーちゃんの謎~
それは帰りの送迎中のことでした。
突然、男の子が言いました。
👦「帰ったらおねーちゃんと遊ぶんだー!」
ん?あれ?
確か兄弟はいなかったはず…
👦「公園で遊ぶの!」
あぁ、公園でよく会うお友達のことかな☺️
そう思っていたのですが…
👦「おねーちゃんとお風呂入るの」
👦「おねーちゃんお家で待ってるんだ」
……ん?ちょっと待って?
👦「おねーちゃん同じ幼稚園なんだー!」
!?
👦「おねーちゃんはりす組さん!」
👦「ぼくもりす組ー!」
まさか双子!?
いや、でも見たことない…
児童票を見落としていた!?
これは職員人生の失態かもしれない…
さらに話は続きます。
👦「ママとパパは一緒に寝て、ぼくはおねーちゃんと2階で寝てるの!」
設定が細かい。細かすぎる。
妙にリアル。もはや疑う余地なし。
送迎車内は完全に
「知らなかっただけでおねーちゃんがいる」
という空気になっていました。
そしてついにお家へ到着。
気になりすぎた私は保護者さんへ恐る恐る質問…。
🕵️♀️「あの…お姉ちゃんいましたっけ?」
👩「ん??いませんよ?」
🕵️♀️「えっ?」
車内で語られた数々の証言。
同じ幼稚園。
同じりす組。
一緒にお風呂。
一緒に2階で寝る。
帰ったら公園で遊ぶ約束。
どれもこれも具体的で、もはや疑う余地はありません。
私の頭の中ではすでに、
「今度お迎えの時にお姉ちゃん見られるかな☺️」
くらいのところまで話が進んでいました。
ところが…
その時、本人がニヤニヤしながら一言。
👦「おねーちゃんいないよー?」
……え?
🕵️♀️「えっ!?いないの!?」
👦「いないよー!」
👩「息子ひとりです🤣」
事件解決。
いや、解決というより…
職員が盛大にだまされていただけでした。
気付けば送迎中の私は、名探偵どころか一番の被害者。
あまりにも自然に話すので、すっかり信じ込んでしまいました🤣
子どもたちの想像力には本当に驚かされます。
大人なら「話を合わせなきゃ」「つじつまを合わせなきゃ」と考えてしまいますが、子どもたちは自由自在。
思いついた世界を全力で楽しみながらお話してくれます。
もしかすると本人の中には、本当に優しいおねーちゃんがいたのかもしれませんね☺️
そんな豊かな想像力に思わず笑ってしまった、帰りの送迎中の出来事でした。
次は騙されないぞ…
次回は名探偵事件簿
「本当におねーちゃんは存在しなかったのか?」編になるかもしれないですね🤣
引き続き捜査を続けたいと思います🕵️♂️✨🤣
